野伏「少し話をしても良いだろうか」

 タイトルは LOTRO JP の頃のお気に入りの野伏台詞。当時、ca-tty氏に電話した時に必ず「少し話をしても良いだろうか」から切り出して野伏電話と化していたのは良い思い出。「こわいものなしだな兄弟」も日常会話で多用してた気がする。
 最近、ゲームはFGOとかデスチャとか、いわゆるソシャゲばっかりをお手軽に遊んでいたわけですが、ゴールデンウィークにバトルカンパニーをプレイしたら中つ国に戻りたい欲求が高まってきたわけです。で、久しぶりに LOTRO でソロで中つ国をぶらぶらしようかなあ、クラスはやはりキャプテンかそれともチャンプかとツイッターでぶつぶつつぶやいていたところ、教官殿から「今はHNT最強時代」と助言あり、knobrond殿も「CPT,BRN→涙目」とおっしゃられており、あんまり積極的に作った事無かったけどハンター作ってみようかなという気になった。
 もともとどんなゲームを遊ぶにしてもイムルイル傭兵団のメンバーと一緒の事が多かったので、自然と自らの性に合った役割分担に落ち着いてしまう傾向があり、マルチのゲームでもイムルイルのみんなとやる可能性があるならとりあえずバッファーとかデバッファーとか寄りについついキャラを作ってしまう。自分の中のイメージとしてはSSS氏が近接アタッカー、POW氏がタンク、ca-tty氏が遠隔アタッカー、ほりふみ氏がデバッファーという感じで、私はアタッカー+バフデバフみたいな中間的なキャラ指向が強く、UOなら不調和メイジ、ディアブロ2だとパラディンLOTRO だとキャプテンというクラスにスポッと嵌ってきたわけです。まあしかし、そうそうみんなで同じ時間に揃って同じゲームをやるのももう難しいし、今までと違った傾向のキャラも楽しそうよねと。
 で、自分がハンターをやるにあたって納得がいく嵌れるキャラ設定が欲しい。ハンターは弓がメインのクラス、中つ国で弓が上手い種族はエルフそしてホビットだけど、やはり性分として人間やりたいなあと。人間で弓と言えば野伏。LOTRO では野伏はセッションプレイで使う事はできますがキャラクターとして作る事はできない、でも野伏にあこがれたり野伏見習いのつもりの人間をロールプレイする事は自由なわけで、これだなと。もとアルノール、アルセダインあたりの出身で先祖は王族に仕えていたが今は国もなく、ハンターとして生計を立ててきた。ある日とある事件に巻き込まれ、窮地をストライダーという野伏に助けられ、自分の中にもわずかとはいえ流れるヌメノールの血を意識し、父の形見の星型の銀のブローチを身につけ、自らもストライダーのような野伏になるために旅立つ、しかし彼は自らを助けたストライダーの正体をまだ知らない。良いじゃないですか。
 名前はやはりヌメノールの血を引いてる風という事でエルフ語で付けるのが良いかなと。クウェンヤで「pí」が「small insect, fly」という意味で以前から名前に使ってみたかったので今回はこれを採用。試しにキャラメイクで「Pi」って名前でいけるか試してみたが使えなかったので、後ろになんか語をつなげる事に。語感優先で「craftsman, smith」を意味する「tan」をつなげると「Pitan」で「ピータン」になるなあという事でこれを採用。なんでしょう、養蜂家とか養蚕家とか、あるいは虫使いみたいなイメージでとらえると生き物大好きラダガストにも通じる感じで良いのではないでしょうか。人間の王族でもなければ上のエルフでもないのにクウェンヤの名前とは畏れ多いかなという事で、一応シンダール語化する事を考えてみると、「tan」はシンダール語でも「tan」なので変わらず、「pí」は語源を同じくする語がシンダール語にないため借用語としてそのまま使われるってのはありかなという事で、シンダール語化しても「Pitan」で良いんじゃないかな(適当な事を言うおじさん)。
 というわけで中つ国に野伏コスプレハンター「Pitan」誕生。久しぶりの操作でESOと混じって右往左往してますが、早速パイ食いチャンピオンの称号取ったりしてます。さあパイ運んだり、郵便配達したりするぞー。いずれ野伏のように強くなれるのかしら、まあのんびりいきましょう。