昔の名前で出ています

相変わらず LOTRO 自体をプレイせずにキャラクターの名前を考えて休日が過ぎてしまう病気に罹患中。
Merin Essi ar Quenteli!というページも中つ国での名前を考える時の参考に良く眺めているのですが、「Númenóreans' Naming Traditions」という項目に「In the Third Age their names could be in Sindarin, Exilic-Sindarin, or Adûnaic. They name kings in Quenya (34 PME).」という記述あり。第三紀のヌーメノール人の名前として、王族の名前にはクウェンヤが使われ、普通の人々の名前にはシンダール語やアドゥーナイクが使われたのは良いとして、「Exilic-Sindarin」とは何ぞやと前々からうっすらと気になって調べるとも無く色んなページの記述をずっと眺めていたわけです。同じページの「Exilic-Sindarin Name List」には「This name list was created for names given by Noldorin exiles in Middle-earth.」とあり、中つ国に帰還したノルドールが禁じられたクウェンヤに代わって使ったシンダール語化されたクウェンヤという事みたいで、純粋なシンダール語とは違いがあるらしい。で、例としてクウェンヤの名前とシンダール語化された名前が載ってるのですが、「Personality」に関わる語の項目だけにとどまっていて「The rest of the lists are under development.」という事で、筆者が力尽きちゃって更新されてないようです。
クウェンヤのシンダール語化の実例みたいなのは無いかなあと考えてみると、「Galadriel」は「Alatáriel」のシンダール語化という事で良いのかなー、ノルドールだしーとか思ったり。「Exilic-Sindarin」という語で検索してみても「Merin Essi ar Quenteli!」以外のページがあまりひっかかってこなくて詳しい事よくわからんなーという感じ。で、手元にあった「A Gateway to Sindarin」に名前リスト載ってたなーと思って開いてみたらすぐに、「Aegnor」「a Sindarized form of Q Aicanár」、「Aerendil」「from Q Eärendil」などの記述が目に入った。普通に書いてあるじゃねえか。で「Eärendil」で検索かけてみたら「Tolkien Gateway」のSindarizationという項目が出てきて、例がいっぱい載っててスッキリした。こういう事を調べてると「The History of Middle-earth」のうち「The Peoples of Middle-earth」だけでも買うべきなのかなあ、とか思う。英語読めないけど。
で、前に考えた「ピチャンドゥア(Pityandur)」という名前、クウェンヤで「little servant」という意味で、そのままクウェンヤだと王族の名前みたいで恐れ多いなあと思っていたのですが、これを「Sindarization」すれば、普通のヌーメノール人というかヌーメノールにゆかりのある人間の名前として有りかなあと。「Merin Essi ar Quenteli!」の例や「Eärendil」「Aerendil」に倣うと「(n)dur」はそのまま残すとして、クウェンヤの「pitya」はエルダリンの「PIK」に由来する語だからシンダール語だと「pigen」が相応すると考えると、「ピチャンドゥア(Pityandur)」は「Sindarization」すれば「ピゲンドゥア(Pigendur)」で良いのかな。全く自信無いけど。
とか考えている時間は私の中では LOTRO をプレイしている時間に含まれています。LOTRO マジ面白え。